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48色の材料インクの乾燥方式保存性加工・テクニックその他【染料系インク】○ダイインク顔料に比べ一般的に色が鮮明。ほとんどの色は顔料よりも耐光性が劣る。一般に水性のインクは耐水性が劣るとされるが、近年になり耐光性、耐水性の優れたものが登場しつつある。【顔料系インク】○ピグメントインク耐光性、耐水性が強く、アーカイバルな(長期保存性がよい)ものが多い。粒子なので紙ににじみにくい。白色やパステルカラーの場合は不透明感がある。【自然乾燥】エアドライ。風乾。放置により自然乾燥すること。加熱により乾燥を促進することができる(素材の耐熱性に注意)。このタイプのインクは非吸収面にも使用可。【浸透乾燥】自然には乾燥せず、紙などの吸収性のある素材に浸透することによって定着(疑似乾燥)する。非吸収面には使用不可。【熱加工】ヒートセット。熱を加えて乾燥させてインクを固化させること。【アーカイバル】素材、インクなどが長期保存可能なこと。アシッドフリー(=酸を含まない)であること、耐光性・耐水性が強いこと、抗酸化性(酸化しにくい)であることが基本。【アシッドフリー】酸を含まない、もしくは放置しても酸性にならないこと。長期保存で素材などが劣化するのは酸化が主因なので保存上重要な要素。【エンボス】紙の湿った部分に付着する特殊な樹脂加工粉をインクなどで湿った部分に振りかけて付着させ、その後に加熱して溶かし、インクのついた部分を膨らませる技法。【DTP】Direct To Paperの略。スタンプなどを介さずにインクをパッドから直接紙に塗ったり、点描したり、紙のエッジを着色したりする技法。【インカー】リフィル(補充用)と呼ばれていたが、近年DTPや他のクラフトにインクそのものがよく使われるのでインカーという呼称になった。【エンボスヒーター】エンボス加工用の専用ヒーター(ヒートガン)。温度が高く風量が少ない。なお、ヘアドライヤーは風量が多く温度が低いため、エンボス加工には不適。【光沢紙】グロッシーペーパーとも言う。アート紙、コート紙などの印刷用紙に多いが、海外では美しく発色するので、染料系インクと組み合わせてカード作りなどによく使用される。乾きの遅いタイプの顔料系インクは使用不可。撥水加工のものはステイズオンという製品のみ定着可能。【スタンプ】○ラバースタンプ・クリアスタンプゴム製のものの他、透明素材で自粘着タイプのクリアスタンプがある。台木がついたもののほか、アンマウント(UM)という台木のないものもあり、クッションを付けてアクリルブロックなどに貼りつけて使う。UMスタンプは、タックンピールを使えばクッション不要で簡単に貼りつけられすぐに使用可能。クリアスタンプは、そのままアクリルブロックに貼れ、シースルーなので位置確認に便利なため人気がある。【ヴェラム紙】厚手のトレーシングペーパー。半透明でエレガントな仕上がりが好まれ、海外ではカードやペーパークラフトに多用される。

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